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Baby love

第10章 キスの続き。




コンタクトを外して、メガネの潤がベッドに寝転んでスマホを弄っている。
寝る前のリラックスモード。



その隣で、同じようにリラックスモードでゴロゴロしてる俺。



こんなに幸せで良いのかなー。



S「なぁ、誰とメールしてんの?」



ゴロゴロと転がって潤にピッタリとくっ付く。



M「仕事の話だよ。」



答えになってねぇ。



S「ふーん・・・」



M「あっ、ちょっと!!」



バッとスマホを取り上げて、マクラの下に隠す。
潤が、信じられないという顔で俺を見た。



M「返して。」



S「やだ、俺に構え。」



M「・・・もう、」



潤が、呆れたように笑って俺にキスをした。



M「ホントに仕事なんだって。
1分で終わるから。」



S「やだね、1分あれば潤にいっぱいキスできるじゃん。」



逃げないように後頭部と腰をガッチリ掴んで、顔中にキスをした。



M「もー・・・ワガママ・・・」



シーツに潤を沈めて、見下ろすと
潤の瞳が揺れる。



M「・・・ホントに、シないの?
俺別に良いよ?」



お風呂から上がって続きをしようと言った潤に、今日はもう一緒に寝ようと言ったのは俺だ。



それでもイチャつくのをやめない俺に、潤は俺が我慢していると思ってるみたいだ。



S「良いんだよ。
てか、今日じゃない方が良い。」



キョトンとする潤がべらぼーに可愛いんですけど。



S「明日も仕事だろ。
もう夜中だぞ?睡眠は大事だ。」



M「・・・おじさん。」



S「お兄さんな。」



M「ふふ、そんな真面目だと思わなかった。
逆に嫌だって言っても襲われるかもって思ってたんだけど。笑」



S「んな非道じゃねーよ。笑
だって初めての試みだぞ。
時間の余裕が欲しいだろ。
ちゃんと、じっくりと時間をかけて解したい。」



M「・・・エロ。」



S「なんとでも言え。大事な事だ。」



M「カズ、自分で解してたんだよね・・・
やっぱそういうのやってた方が良いかな。」



S「ぜっっったいダメ!!」



潤が驚いて俺を見る。



M「何でダメなの?事前準備じゃん。」



S「分かってねぇな!
俺が全部やりたいの!!」



M「・・・は?」








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