
Baby love
第10章 キスの続き。
M「そういうとこ真面目だよね。
てか堅い。」
S「お前だって真面目だろ。
純粋だし。」
M「そうでもないよ?
翔くんが思ってるほど真面目じゃないし純粋でもない。」
S「俺だって!
潤が思ってるほど真面目じゃねーし堅くもない。」
ふふふっとお互い笑いがこぼれる。
何の話だよコレ。
M「まぁ良いや。
今日は抜きっこするんでしょ?」
S「ぶっ・・・」
潤の口から抜きっこなんて言葉・・・!!
M「風呂入る前に叫んでたじゃん。」
S「は?!まじで?!」
俺口に出してたの?!
変態じゃねーか!!
M「うん。だから、俺にヌいてほしいんだなって・・・
うまく出来るか分かんないけど。」
下手だったらゴメンね、と恥ずかしそうに笑う潤が目眩がするほど可愛かった。
S「あー・・・もう色々ムリ。」
M「えっ・・・」
潤の手を引っ張って、俺の胸にギュっと抱きしめる。
S「潤、抱かせて・・・」
耳元で囁くと、ピクッと揺れる体。
M「・・・翔くんだけだから。
他の奴相手だったら、絶対抱かせたりしない。
つーか男なんか相手にしない。」
S「うん。俺も。お前だけだよ。」
M「・・・決まったね。」
S「はははっ、ああ。決まった。」
スルリと俺の首に腕をまわして、潤が艶っぽく笑う。
M「じゃあ、“ こないだの続き ”しようよ・・・」
なかなかの誘い上手。
いいねぇ。
返事の変わりに、噛み付くようなキスをした。
ユックリと後ろに倒れた潤が俺の頬に両手を添えて、激しいキスに応える。
今、潤を押し倒してるんだ。
それだけで興奮して息があがる。
潤の息遣いも荒くて、ますます熱が高まった。
S「潤・・・」
首筋にキスを降ろしながら、Tシャツの裾から手を滑り込ませた。
滑やかな肌に手を這わすと潤が身じろぐ。
胸の粒のまわりを優しくクルクルと撫でれば、はぁ、と息を吐いて反応する。
可愛い・・・
S「脱いで。」
Tシャツを脱がせば、鍛えられた綺麗な体が露わになった。
さっき少しだけ刺激した胸。
その先端がプックリと硬くなっていて顔が緩みそうになる。
敏感なんだな、潤。
