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はっぴぃえんど⁈

第20章 story20 めりー☆くりすます

*Sside*

潤が背中にチュッチュッとキスをする度、チクチクと痛みも走る。

「ち…ちょっと、キスマークつけてないよね⁈」

潤「ダメだった⁈」

「ダメに決まってるでしょ。これからコンサートだよ!」

ちょっと際どい衣装もあるのに勘弁してよと思って、潤をみると「だから?」という表情。

潤「数時間後にコンサートの俺たちが、こんな事してる時点でダメだよね」

まあ、そうなんだけど。
黙っていると、

潤「ん〜、じゃ、おしまい!出かける準備しよ」

そそくさと起き上がる潤。
えっ、待ってよ。この中途半端な体、どうすればいいの?

「待って、潤!」

潤「何?」

「あの…」

潤「ん?」

分かってるくせに、意地悪だ。
こういう時の潤は、きっと俺が言うまで本当に何もしてくれない。

潤「ほら、リハーサルに遅れちゃうよ」

差し出された手を強く握りしめる。

けど…このままじゃ、コンサート集中できないよ。

握りしめた潤の手を思いっきり引っ張ると、バランスを崩した潤が、俺の胸に飛び込んできた。

「ねぇ、潤…最後までお仕置きして…」

潤の耳元で囁くように、お願いをした。

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