
おまけのEverlasting Love
第19章 浪花探偵すばるの事件簿②
〜推理モード〜
渋谷「楽屋でコンサートの構成をまとめていた…」
松本「そう、今年のやつね。」
相葉「毎年松潤が考えてくれてるんだよね〜!」
松本「コンサートの構成がまとまったら、マネージャーに報告することになっているんだ。」
渋谷「なるほどな…」
二宮「特に怪しい行動は見られないな。」
長谷「ですね。」
櫻井「…お前さ…あの時」
松本「翔さん、明日朝早いんじゃないの?帰らなくて大丈夫?」
櫻井「えっ?あぁ…でも智くんのこともあるし…」
松本「そっそっか!そうだよな…」
相葉「大ちゃん……」
二宮「で?次は誰を事情聴取するの?」
渋谷「いや、まだ松潤に聞きたいことがある。」
松本「何だよ?」
渋谷「お前…大野くんと何かあったやろ?」
松本「えっ…?!」
長谷「どういうことですか?」
渋谷「事件を振り返っている時…お前は異様に緊張しとる!」
櫻井「緊張…?」
渋谷「あぁ、ふいに大野くんの話を振ったら体が一瞬震え出すし…今も、指を微妙に動かしとる。」
松本「!?」
相葉「本当だ……」
二宮「いつの間にそんなところを…」
渋谷「それと翔くん、さっき何か言いかけたやろ?」
櫻井「えっ?」
渋谷「何か心当たりあるんやったら…教えてほしい。」
櫻井「……。」
松本「きっ気のせいだろ?なぁ…」
櫻井「…俺は……」
松本「止めろ…」
櫻井「俺は…楽屋に入る直前に……」
松本「翔さん!!」
櫻井「松潤と智くんが言い争ってるのを聞いたんだ!!」
松本「!?」
相葉「えっ?!」
長谷「言い争い…?」
二宮「どういうことですか?」
櫻井「楽屋に戻ろうとドアを開けようとした時…松潤の怒鳴り声が聞こえてきたんだ…」
渋谷「怒鳴り声…?」
櫻井「『お前はプロとしての自覚が足りない…お前みたいな奴を見ていると腹が立つ』って…」
長谷「なっ…?!」
櫻井「それを聞いて…入るに入れなくて…しばらく立ち聞きしてたんだ…」
松本「……。」
