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校えっち(校閲)ガール

第33章 池崎竜童の事情②

肩を抱き唇を重ねると胸を触っている流れで
ワンピースのボタンを外す。

上下揃いの水色の下着がお目見えした。

ワンピースを脱がせると
俺もスーツやワイシャツを脱ぎ捨てる。

「シワになっちゃうよ」

未央はスッと立ち上がると
壁に掛けられたハンガーを手に取った。

「ごめんね。こういう性分なの」

下着姿でハンガーにスーツを掛ける
未央の後ろ姿に見とれていた。

普段なら恩着せがましいやら
なにもエッチの前にと思うところだが
未央に限っては微塵も感じない。

「え……」
「ちょっとだけでいいから
ここままでいさせて」

背後から抱き締めた。

そうせずにはいられなかったんだ。

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