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校えっち(校閲)ガール

第33章 池崎竜童の事情②

「初めてじゃないのにな」

ベッドの上に座る未央の隣に腰を降ろし
未央の手を俺の心臓の部分へ誘った。

「ね?俺ドキドキでしょ?」
「ホントだね……私も……」
「触ってもいい?」
「ぅん」

ワンピースの上から胸に触れてみた。

「未央ちゃんもドキドキしてるね」
「初めてじゃないのにね」

未央はまた笑ってくれた。

おこがましい考えだが
俺なら未央の笑顔を絶やさずに
いられるのではないだろうか。

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