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Best name

第32章 最高の名前

『それで・・・ついにみつけた!コレだっ!

・・・って時には
反動で私…転げ落ちちゃって💧

…後ろには化粧品の山。
フタもどれがどれかわからなくなって』






『お前・・・けっこ~な

〃オテンバ娘〃だったのな・・・?💧』






『・・・💧。

帰ってきたママから・・・もちろん大目玉』






『だろーな💧(笑)』







『ふふっ…でもね、叱られながら
片付けが終わった時にね…ママが

少しだけ…その香水を
私にふりかけてくれたんだぁ。

呆れた顔してるんだけど・・・笑って』







『・・・』







『それが・・・コレ…。
~でも、覚えてるんだけど

私がつけてもナゼか
同じ匂いがしないの・・・。

ママがつけてる…
ママからする匂いが良くて

結局その時、私はママにくっついて
その香りをずっと嗅いでたの…』





『~…アイルは

お母さんとソックリなんだろうな…♪

好きなものも似てて』





『ん~・・・どぅ……かなぁ・・・ふふ』






オレは

中身の見えない

その〃小さな包み〃の中が…

なんとなく・・・想像できた。





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