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Best name

第32章 最高の名前

いよいよ決心も固まり
転身を決めたオレだった…


長年、勤めた会社を辞める時


あの……部長に、泣かれた(?)のだけは
本当に意外だった(笑)




(※オレの予想に反して

登場回数多かったナ~この人…(笑)。

なんつって・・・?)






『いや~…タキガワくん。
まったく惜しいなぁ…まさか君が…』


『勝手を言って、申し訳ありません…』





大学を出てからずっと
何だかんだでオレに目をかけてくれて
良くしてくれた上司だ。





『いやいや、良いんだよ。
君はまだ若いんだ。

あ~…後悔のないようにだね
頑張りなさい』




『はい…』




ほんとにこの人は…何だかんだ言って

と言うか……ぶっちゃけ…






『あ~…もしも
後悔した時は~…連絡しなさい?

私がいる間なら、いつでも歓迎するから。
ホッホッホッ~…』








ぶっちゃけ…

めちゃくちゃ良い上司だったんだよな。





まさかこんな事言ってもらえるなんてな。

そんなことって、あるんだな?




部長…ちょっとカワイイじゃねーか?(笑)






『(笑)・・・はい』






良い上司だ。




マイペースで、話は長いけどな(笑)





『まぁ…~君のことだ
後悔なく…進んでくだろうがね。

~いやぁ…次の昇進
私は君を推す気でいたんだが……

いや惜しいことをした。
ホッホッホ・・・』







『……ぃ💧』



〃マジかよっ……(苦笑)〃





『ホッホッホ……~いゃぁ、しかし

これまで尽力してくれて
本当にありがとう。

よく・・・頑張ってくれた』





『……部長』





時に何考えてるかわからなくて

実は(てか、もろに)女好きで…



色々めんどくさくて

でも…なんだかんだで部下思いな部長




せめてもの




恩返しだ。






部長?






・・・ヅラのネタは



誰にもバラさずに



このまま持ってくことにするぜ?(笑)




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