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第31章 君の手と僕の手

『~~っ・・・ぅっ…ぅ』


『え"っ・・・・・💧!?』




並木道の中で・・・アイルが泣く。




ヤベっ・・・。





『泣くなよっ・・・(汗)(汗)(汗)

ジョーダンに決まってんだろっ!?~』






やりすぎたかっ!?

言い過ぎたかっ!?






コスプレなんかしなくていいから!


ミニスカとかいらねーから!
(チョット…ウソ?)


~~泣くなよ・・・っ。





コレでもオレはなぁ…

お前の涙にだけは

めっぽう弱いんだからなぁ…!?…




『ぅっ・・・っく

〃幸せ〃・・・なの…。私・・・』






『・・・・・』






……。







そっちかよ・・・!?




・・・・・・まったくよ~~。






・・・なんてな?







変わらない・・・

こういう所も…ホント

変わらないヤツ。




『あれから…一年…

リョウキといたんだね

グスっ・・・~うれしいな…なんか』




『・・・・・・バカ』



一々・・・言うんじゃねーよ…。





『リョウキ・・・』




テレんだろーが・・・なんか…さ。








『顔…赤いよ?・・・どしたの?』






って・・・。






『……💧💧💧』








・・・お前のせいだろぉがぁぁ~?!(苦笑)





なんかな・・・オレ


似てきてたりして・・・?・・・(笑)








オレも・・・幸せだよ?アイル。



お前みたいに素直には

言えないコトの方が多いけど。




同じコト・・・思ってるぜ…?





『一年て・・・あっという間だね』


『・・・・・ババくせぇ』




とか言いつつ
オレもそう思っている。




『ふふっ・・・でもね、私

これまでの人生で
いちばん中身の詰まった

ぎゅうぎゅうに詰まった
不思議で・・・楽しい

幸せな一年だった・・・』




『・・・。~』





…なんか・・・絶句。





『あ~・・・またバカにした。~フン…』


『~~・・・いや』




心を読まれてるのかと

錯覚するくらい

オレ・・・アイルと

同じコト思ってる。

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