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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

……ってコトらしいが?


おっと……失敬

オレ…眉が…ピクピクと・・・







『そりゃ・・・

アリガトヨ…ワタルクン…

フッ…フフッ…(ニッコリ)』



『…目がちっとも
笑ってねーぞリョーキ(笑)
棒読みだしっ!』


『~~…』


困り顔なアイルがモジモジと気まずそうに
ワタルと絡んだ腕を抜こうとしている


『どっから情報が入るんだかな~♪
リョウキの、伝説のストーカー連合…
いや失敬(笑)

自称:乙女会(笑)ファンクラブが
再結成したって聞いたモンだからさぁ~!』


『『……』』

オレとアイル……揃って悶絶


『悪い子たちじゃねぇんだけどなぁ~♪
〃なにかと〃危ねーんじゃねぇかって?♪
アイルちゃんを護衛してたワケ!
さすがオレ!(笑)』


『す…すとーかー?(汗)…』


『そ!さっき君が遭遇したのは
昔から最上級のリョーキのスト……いや

熱心なファン(笑)の子達だからネ~!
オレ昔よくリョウキの影武者やったモンよ?(笑)

彼女だ、なんてバレたらっ!もぅっ!?
アイルちゃんは今頃袋叩きっ!?
うわああぁっ!?(笑)ゾワゾワ~って!』



マジかよ…

思いもよらない
まさかの展開だったぜ。


『てかワタル…お前こそ
そゆ情報どっから入るんだよ?💧;』


オレ・・・一切知らねえし




『ナイスプレーっしょオレ?
今日のMVPオレ♪ねねっ?アイルちゃん♪』

『は…はぁ…。はい』



ったく…

相変わらずムダによく喋る男だぜ


アイルが…やっと少し表情がやわらぐ


と、思ったら?


『影武者…ふふっ。ワタルさんも
多忙でしたね?昔から』

『でしょー?オレの内助の功よ?(笑)』



『ふふっ、あ…でも影武者なら…ケイゴさんに』

『おっ!その手があった!いいね!それ』



何を言うアイル!?



『…バカでもギャグでも
それだけはやめろ!(汗)トラブルの元だ!』


『ハハハ!兄ちゃんならなぁ!
カオおんなじだしな?
ユニフォーム着せて立たせとけば(笑)』


『アレが黙って立ってるワケねーだろ!?』



『ぁ…』


『プッ…。その辺の子なら騙せるけどなぁ
兄ちゃん喋るとチャラいから
バレるなぁ確かに(笑)~ボツかぁ♪』


『適任だと思ったのになぁ…残念』



『……お前らな…(汗)』

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