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「ねぇ！ちょっと！？」


立ち去ろうとするワタルとアイルを
女の一人が呼び止める。




『ん？あ～！！

君たちかぁ？！久しぶり～！

相変わらずカワイイね！！！…(笑)』






ワタルが満面の笑みで(？)応える。





「え？…あ

もしかして二階堂くん？！」





『おっ？覚えてくれてたんだ？

オレのコト〃も〃・・・？(笑)

さぁすがぁ～！』




「お、覚えてるよぉもちろん((照))」



「二階堂くんがいる…ってコトは…

タキガワくんは？～近くにいるはずよっ？！」






『・・・(汗)…。💧(((うーわ(笑))))』







「～～じゃなくて！その子～！」



『ん？コイツ～？オレの彼女～』





アイルはワタルたちのやりとりを
ひたすら目で追っていた。





〃…なんか…。

なるほど…。わかってきた…〃




「〃タキガワくんの〃じゃないの～？」



『ﾊﾊっ！ちがうよ♪
一緒に試合観にきただけ』




「あぁ～ワタルくんの彼女だから
タキガワくんのコト知ってるんだ～？」





『そぅそう！そゆこと♪』




「なぁ～んだ～！」




『それより君たち？リョーキなら
・・・ムコウから出てくるよ？』



ワタルが選手控え室と真逆の方向を指す。




「えっ！ホント！？ありがとー！！！
じゃぁまたね！！～みんな、行くよ～！」



『ほい♪いってらっしゃ～い(笑)』





嵐が去る。





『フゥ～危ねぇ危ねぇ(笑)』




『ワタルさん・・・』






『ふふっ…ゴメン！びっくりした？』



『・・・すごく』





『ゴメンねアイルちゃん♪

〃コイツ〃呼ばわりしちゃって』




『いえ・・・ありがと…ございました』




〃ほんとに…助かった…(泣)〃





『～しっかし…どっから
聞き付けて来るんだかねぇ～彼女らは♪
いやはや恐れ入るよ～！』




『あの・・・ワタルさん？』




〃腕…はなして…？〃







『リョーキんトコいくんでしょ？

一緒に行こ～♪〃このまま〃(笑)』




『えぇ・・・っ！？』




『嘘バレると大変。
カモフラージュ♪カモフラージュ～』