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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

ひときわ・・・目立つ



ド派手な〃のぼり〃

(もちろんっ…オレの…名前入りっ♪(笑))



を下げて

声援を送っているマナさんを発見



(と言うか、嫌でも気付く(笑))






よく通る声だなぁ~オイ(笑)





彼女らしい

手の込んだ応援…に(?)

先輩もしばし苦笑い?





いえいえ

そんなコトはありませんよ(笑)






『・・・・・・・・クス』




『…意地でも勝たねーとなリョーキ?

ありゃぁ生きてコートを出れなそうだ(笑)』





『…(汗)。…まったくです(苦笑)』












アイルはいつも通りに静かに座っている。



(・・・と言うか

ソウタさんと揃って〃他人のフリ〃状態?)



(笑)








声援には……誠心誠意




精一杯……応えようじゃないか。










気合い十分……。





アイルのくれたシューズのヒモを

キュっとしめる…。







コンディションは万全だ。





いくぜ…。








年甲斐もなく?









思いきり・・・暴れよう……!!!














さりげにアイルたちのいる方に

親指を立ててサインをおくり

オレはコートに入る。






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