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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

「なぁ?今日来るってヒト…」

「あ~…マツオカコーチの後輩らしいな?」

「OBらしーじゃん?」

「国体経験者だってよ」

「でもナマエ聞いたけど、全然知らねぇ」

「何年前のハナシだかなァ?」

「〃ハッタリ〃じゃん?」



「・・・・・・~試してやったら?」
































キュ・・・っ。






大学の体育館の床の音…。


懐かしい匂い。





オレの・・・大好きだった場所。





二度と来れないと思っていた場所。






オレがここに来ることなんて


本来なら100%といって良いくらい


ないことだ。






ダイチ先輩の顔がきくおかげだ。




どんな一瞬でも

わずかなチャンスでも




オレは必死に・・・








今のオレは・・・


〃『楽しもう』〃


・・・・・・そう思える。



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