テキストサイズ

Best name

第29章 星屑の幸せ

『あの~…ケイゴさん

私・・・平気ですから』



『ん~妹チャン?
先生の言うコトはちゃんときいて?
早く治しましょうね?♪』




『ぅ・・・は、はい…~』






『第一・・・靴履くのに困るだろ?』




『?・・・。

お前が〃監禁〃してるんだし

大丈夫だろ?安静にして。な?』





『・・・その言い方・・・やめろ;💧…っ』




『い~から早く♪

ホラ、いってらっしゃ~い♪』





『……りょぉき・・・ごめん…~』




アイルが気まずそうに

オレに謝るから…






〃チッ・・・ったくよ~〃





オレは玄関に行き


ガサゴソ…




少し漁って一度リビングに戻る。






『すぐに戻る。
アイル・・・〃コレ〃持ってろ』



『へ?・・・』




オレはアイルに
〃ゴルフクラブ〃を握らせた。



前に付き合いでゴルフに行って
先輩がくれたモノだ。



……使用用途がズレまくってて

非常に心が痛むが・・・






『リョウキ・・・何…コレ?』



『アイル・・・〃コイツ〃
少しでも妙な動きを見せたら
ソレをすぐに振り下ろせ?』



『は?』



『ためらうなよ?

〃全力で〃だ・・・!

かまわず〃フル〃でな?』



『ちょ・・・ちょ

ちょっと;💧リョウキ・・・!

何、物騒なコト言ってるの・・・???』





『妹チャ~ン…たすけて?

この弟こわ~い・・・』






『うるせ・・・!!

~コイツといる方が余程〃物騒〃だ!!

…~アイル?それはなすなよ?

かまわず振り下ろせ。

何があってもオレが許す』




『……ムリだよ』



『いいから!』





『ムリ・・・!』





『どうして?!』





〃~~何でアイルとまで押し問答~…

もー疲れたぞ、オイ・・・〃



『か・・・顔が

リョウキなんだもん。声も…。

そ、そんなコト・・・できるワケ…

ハッ・・・ていうかソレ以前にぃ~…』




〃な;・・・なんで〃そう〃くるんだよ?!

アイルはアイルでよぉ~~!?〃






オレ・・・赤面してる場合じゃ…ねぇよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ