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第29章 星屑の幸せ


『え…っ・・・』


驚いてアイルが目を丸くする




・・・まぁ


とてもそうは見えないだろうからなぁ(苦笑)






~~~~~~~~~~~~



『よし、妹チャン。
ちょっと診せて~・・・

…足・・・引きずってるね
くじいたのかな…???』




『ぁ…えと…昨日
神社の階段から落ちて・・・・・

・・・・・・でも
ちっとも痛くないんですよ?』





『ん。・・・ちょっと立ってみて?』







『…ぁ、・・・はい』






『~痛くないのは・・・〃コレ〃のおかげ』




ケイゴがアイルの靴下をおろして
巻いてあるテーピングを差した。




『完ペキだよ♪。~自分でやったの?』





『いいえ・・・リョウキさんが
その場ですぐにやってくれて…』




『ふふっ、やっぱり?さすがだね~♪』




『…彼、こんな何でもできるのって
ケイゴさんから・・・・・・・・??』




『ん~、ちがうよ~。
リョウキのは独学というか
〃経験〃で・・・ってトコだね』




『・・・?。・・・。
もう、ホントに大丈夫ですから
ありがとうございます』




『~♪ん、軽い捻挫だと思うけど

ちゃんと治さないとクセになったり
ケガの元になるから

しっかり治した方が良いよ。
…ん?・・・何?』



『・・・いえ。

リョウキ・・・同じ事・・・言ってたので』




『ハハっ…。そっかそっか~。

…しかし妹チャン・・・階段からってさ

オシリも打ったんじゃない???』



『ぁ、はい・・・打ちました

でも・・・もうヘイキです』






『・・・~痛くないかな?』




ケイゴが両手でアイルの腰に
ポンポンと触れていく。



『…はい。・・・とくに』




『妹チャン・・・細身だけど

腰・・・~骨盤もしっかりしてるね♪

スバラシイ・・・♪』




『・・・・・はぁ…』






『フムフム・・・・・』




『でも…ケイゴさん
お医者さんだったなんて
すごいですね・・・』




『~~♪』

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