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第29章 星屑の幸せ

『あの・・・ぇっと…あのぉ~…』


アイルが少しソワソワとして
オレ達の方を見る

モジモジしながら…。



そう言えばアイルさっきから
ちょいちょい何か言いたげだったな?

少しグッタリして答える



『~ん?…』

『どした、妹チャン?』





『…リョウキって・・・

・・・〃双子〃だったの???』






モジモジ・・・ソワソワ・・・そして

ワクワク・・・?



そんな顔でアイルが聞いてきた



『『・・・。』』




『声も・・・だけど

お二人…顔も・・・おんなじ…』





『・・・ハァ~…』

〃ため息…何回目だ?オレ…〃



『でしょ~?妹チャン♪』



『ゎ・・・私

大っきい双子
初めてみちゃって…。

ちびっ子なら
たまに見かけるけど

…大人になっても
やっぱソックリなんだぁって

ぁ、当たり前ですかね…』





よく・・・わからないが

何故かアイルが目をキラキラさせて
オレとケイゴを見比べる


『チッ・・・~似てねぇっての』


『うそぉ~そっくりだよぉ
すご~い…あ、写真
とってもいいですか??』


『ぷ… 妹チャン、イイねぇ~♪
ハイ♪チーズ♪イェイ イェイ~♪』


アイルがスマホをだしてワクワクしてる

…どーなってんだコレ!?






『……似てて・・・たまるか…っ。
よく見りゃ、所々ちがうだろーがっ!…』


『・・・。え~?・・・ん~…?

リョウキのが…少し
眉間のシワが多くて・・・ぇっと

眉がつり上がってる・・・かなぁ?』





アイル・・・

素で・・・大マジメで

何てコト言う。




『~~~!!

〃今〃に・・・限ったコト

だろぉが・・・っ💧 ;』



〃こんなトコで かますなっ… ;〃



『ぶふっ…妹チャ~ン?
なんか…大物だね?』


『……?はぁ…』


『オイ兄貴…~ソレ
妹とか、やめろって
失礼だろうがっ・・・イキナリ』




『・・・リョウキ。…ふふっ』


『……アイル・・・すまん』






『♪あ、でもね〃妹チャン〃

双子じゃないんだ~
僕はリョウキの3つ上♪

まぁ、よく言われるけどね~♪
ふふっ、カワイイね妹チャンは~♪』











…人のハナシ聞けよ

この・・・バカ兄貴…。




・・・2秒でイイから

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