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第29章 星屑の幸せ

『~!!いい加減にしろ
このゴミ兄貴っ・・・!!

どこのヘンタイオヤジだテメーは!?
ざけやがって!ケーサツに突き出すぞ!…』




繰り返すが…
傍観してるバアイではない。



たまらず駆け寄り

再びアイルをケイゴから

剥ぎ取る・・・じゃなくて、引き離す





〃気が…遠くなるぜ…
あ~…どうすりゃ…〃






『リョウキ…』


『アイル・・・!
ムコウ行ってろ?とりあえず!
…早く。コイツから10m以上はなれろ!』


『妹チャンがいないんじゃ
来たイミないぜ~

ケチケチするなよ
ここに〃置け〃よ~…リョウキ~?』





『るせぇっ・・・!置きモンじゃねぇっ!』



〃フィギアじゃねえっ ;💧!!

・・・人形みてぇだけどなっ!〃



『……』


『…~アイル、ホラ!早く…
って・・・そいつを見るな!
目を見るな!?合わせるな!?』



『・・・』



再びキョロキョロと
オレとケイゴを交互に見るアイル




〃つ・・・疲れる〃



『~ったく…オイ兄貴…
どっから侵入した?!マジで…』




『どっからって~…ちゃんと正面からさ♪
~妹チャンが入れてくれたもん~♪
ねっ?妹チャ~ン』



『なにぃ・・・っっ!?💧;』



つい…
ギロリとアイルを見てしまう


『ぇ?…あ、うん…』


アイルは少し異論ありげに…うなずく



…わかってる

・・・わかってるんだが


ついアイルに

当たるように言ってしまった


見当は…ついてるが





『アイル、お前なぁ?
知らないヤツが…まして
こんな最強にヘンなヤツが来て
平気でドアあけるバカがあるかっ!?』




『ぇ・・・だって…』


珍しくアイルが異をとなえようとする




まぁ・・・わかってるけど





『〃だって〃じゃないっ!
今後は、知らないヤツ…及び

こんな〃超変質者〃が現れたら!
何が何でも絶対にドアを開けるなよ!?

いいな…っ!?』



『……』


理不尽そうなアイルの表情

……わかってるんだけど…さ


『返事は?!』




『~~っ・・・だってぇ…っ…!』



たまりかねたアイルが
少し強めの声でオレに反論してきた

一瞬ギクっとする
















『・・・だって

〃声〃が・・・おんなじなんだもん…』

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