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『ちょっ…アイル～！そうじゃないって！
どうしてそう極論にいくかなぁアンタは～』


マナミがしょんぼりしたアイルのフォローに
必死になっていた


『…だってマナさんが』

『そうじゃないって！そんな事言ってないよ
まぁ…一般的な心配事の話をしたまでよ？

良くも悪くも
リョウキもただの男でしょ？ってこと…

まぁ…聞いてると
そゆ心配もないみたいだし？安心かな。

リョウキを…大事にしなよ？
あんたの、オコチャマなトコも

ヌケてるトコも
ぜ～んぶ大事にしてくれるみたいだし？
お姉さんは安心よ(笑)

中々いないゾ～？そんな心広いオトコも♪』



『ぅん…。・・・』



『…なに。～なんかあんの？』



なんだかんだ言いつつ
心配そうに
世話焼きなマナミがアイルに問いかける





『ゃ… いいえ…。
でも、マナさん？…男の人って

ワケもわからず…何も言わず
急に怒ったりすることってあります？…』




『・・・ｸｽ。
(やっぱり…そうじゃんか(笑)…)
・・・あるよ？・・・～大アリ♪』



『え…？』



『アリっていうか…フツーだね
フツーよくあるよ。

フツーの…男の人っぽい男な証拠？
…かもよ』





『ぇ・・・は…ぁ』


〃普通・・・なんだ。…？〃


目を丸くするアイルをみてマナミが笑う。




『まだまだだなぁ～♪アイルンは～！

男は･･･
プライドとジェラシーのカタマリだよ？

心で思ってても中々口に出せないし
プライドがジャマしちゃって
素直になれなかったり、強がったり

イライラしたり盛りだくさんなのよ
アイツらは～♪

要は・・・コドモなのさ～♪』



『…子ども・・・ですか？』




『そ！我々女より
うんと幼い生き物と覚えるべし！…だよ』



『そんな…ものですか…ね』


〃リョウキにも
イタズラなとことかはあるけど…〃




『ﾌﾌｯ…そうだよ
～わっかりやすく例えよっか？

ソータさんだって…
うちらよりうんと年上でしょ？

まぁ仕事での顔しか
あたし達基本みないけど

ありゃきっと～…プライベートじゃ
ベタベタ甘えん坊なタイプだね(笑)
みてるとわかるよ～？』



『えっ・・・えー!?
ソ…ソウタさんが？ソウタさんでも…？』




アイルがマナミの講義(？)に
すっかり聞き入っていた