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第27章 嫉妬

『ん・・・リョウキ…
ソレ…もう…ダメ。・・・やめて』


首にキスマークをつけられるのを
アイルが嫌がる


それは当然かもしれない


だけど、それ以外にも…













『アイル…なんでずっと
どっか向いてんだよ・・・』



『ハァ…ハ… ・・・え?』


『こっち 見て?』


『ご…ごめん…』


アイルは顔をオレに向けてくるが
少しすると
また目を閉じて横を向いてしまっていた

いつもは…こんなじゃない


『アイル…オレの方みて』

『んっ…ぅっ』

『アイル…』

『…~~』


オレは気づいていた






アイルが・・・感じていない。






…それにヤキモキとして
手荒くなってしまった




満足な前戯もなしに
アイルの脚を押し広げて
強引にアイルの中に挿し入ろうとする…。







『いたい…っ

リョウキ… いたいょ・・・』





『・・・ガマンして』



『~~~っ…』


苦痛に顔を歪めて訴えたアイルに
冷たく言い放ち

無理矢理こじ開けて…
アイルの中を突き上げる



『……濡れてきたよ。…まだイタイ?』

『……』

〃ううん〃と、アイルが首を振る
目を閉じたまま…横を向いて

『……』

『~……』




















『・・・キモチイイ…?』


『・・・』

しばらくして声をかけても
アイルは目を閉じて何も答えない

突き上げられるままに
じっと堪えて、事が終わるのを待っている…

そんな風に見えて
いや…実際そうなんだろうな…

アイルはウソはつかない

それをわかっているから
カーっと血が昇る

お門違いも良いとこだが…

オレは、自分を制することをせず
アイルに言ってはいけないことを
言ってしまうのだった

モヤモヤする思いを抑えきれずに

心にもないことを…言ってしまう


『アイル…目あけて。…こっちみろよ』

『んっ…ぅっ~~…ぅっ…んっ…ん…ぅ』


アイルは反動で出る僅かな声を上げるだけで
一向に応じない


『ホラ・・・アイル…』


『~~んっ…』


〃……〃









『・・・ふーん

それともなにか・・・?

他のヤツと〃こうしたい〃とでも

思ってんのか?…』









『・・・え…』



『……』



アイルが目を開けた

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