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Best name

第24章 One Love

『おーろーしてぇっ!!!

はやく・・・っ!!!』






『~♪』





オレの肩の上でジタバタしてるアイルが
ぶらっと背中の辺りにぶら下がった




・・・観念したか(笑)









『おろひれぇっ!・・・っ!!!』








〃?・・・〃









『いっ・・・ってぇぇぇ・・・!!?』











背中に・・・・・・チク?



いや・・・



〃ガブっ・・・!!〃




って・・・なんだ?











『イッテてててっ!!!;

アイル・・・っ

バカ・・・お前・・・!!?』






『おろひぇぇ・・・っ』






『やや・・・~やめろ!!』



『・・・~~・・・』





まさかの

背中に〃噛みつき攻撃〃とは恐れ入ったぜ






たどり着いたソウタさんたちの元で

ようやくアイルを地面に下ろす





顔を赤くして
そっぽ向くアイルに

笑い転げるソウタさん、マナさん…
そして


涙目のオレ・・・(泣)







『~ってぇ~!!何しやがんだよっ!?』



『~・・・べつに』







『お前らなぁ~昼間っから
人前でイチャこくなよナァ~♪(笑)』










『『そんなんじゃありません・・・っ!!』』






『・・・』








『『あ・・・』』







『ハモってるし~♪(笑)
てかさ、アイ?

あんた・・・わりと〃激しい〃のね?
背中噛むとかさぁ~♪』






『・・・?』





『・・・~(汗)』



〃ゲッ・・・〃






『マナさんっ・・・;!!!

…ソータさんみたいなことっ

言わないで下さいっ;・・・~~』




〃もぉ~・・・やめて?(泣)〃







『ホラお前ら~くうぞ~!!!

どんどん食えよ~♪♪♪!!!』










苦しい嵐が去って

あたたかい陽の差す


また・・・新しい日々が始まる。







あたりまえで 尊くて 幸せな毎日が…







明日も 明後日も その次も…



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