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Best name

第24章 One Love

それから特別会話もしなかったが

二人でせっせとアイルの部屋を片付けて





そして・・・お互いに明言はせずに





『…なぁ?アイル・・・』





『ん・・・わかってる』







自然と手を取り合って

まっすぐに・・・ここへ来たワケだ。







特に意識せずに・・・当たり前に




この人の元に…





いつもオレ達を

あたたかく

見守ってくれていたこの人に





一番に・・・報告をして

改めて認めてもらいたかったんだ。





一日・・・一時間

一分・・・一秒でも早く

この人に・・・知らせたかった。





そして二人で

笑って再スタートするのだ・・・と。










・・・二人とも

どこか頭はボンヤリしていたのか





少しばかり・・・

身だしなみの配慮が

欠けてしまったようだが・・・(苦笑)

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