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第18章 過ちの代償…

アイルの小さなベッドに二人で入る





『リョウキ…脚、出ちゃうよね。…ごめん』



『よくあることだ。大丈夫(笑)』






『こっち…もっと広く使って

身長って・・・そう言えばいくつ?』





『190ちょい…くらい

まぁ多少縮んでるかも

189くらいじゃないかな』





『~体感してみたいそれ…

常に・・・下界を見下ろす感じかな?』



『ふふ・・・まぁ近いものがあるかもな』






『うち…ドアくぐるでしょ?頭打たない?』



『打たねーよ;』






『ふふふっ・・・おやすみ』




アイルが
オレの頭を抱えるようにして眠る。





アイルの匂いが心地良くて
オレはスーっと眠りにつく






電気を消した、真っ暗な部屋の中











『…リョウキは・・・

誰よりも愛情深くって

誰よりも・・・優しい人だよ…

大好き・・・・・・』










『・・・』



ウトウトしてたオレは…

そのまま寝たフリをして応えなかった






…それは




そっくりそのまま君に返したい言葉で…。






















アイルのおかげで曇り空がスッキリと
晴れたかのような気分だったオレは
アイルを夕食に誘っていた




平日…仕事帰りだけど
週末を待てなかった

たまには
レストランにでも行ってゆっくり…



なんてのは口実で



アイルとただ一緒にいたかった




少しばかりの礼も込めて…。

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