
Best name
第16章 未来へ
『ごはんすぐ作るから
…あ、その前に着替えよう?
汗沢山かいてる
ちょっと待ってて』
『~アイルっ…マジで…うつるから、もう』
『リョウキ…?』
『…?』
一瞬シンとする…
『…黙って言うこと聞いて
・・・私怒っちゃうよ?』
『……ハイ』
不意に出てしまった
〃ハイ〃なんて
アイルに返事したの初めてだ
『~ふふっ。着替えもってくるね』
一瞬かすかに頬を膨らませたような顔から
すぐに微笑んでアイルはパタパタ走っていった
すぐに戻ってきて
洗面器やらバスタオル、シーツ…沢山抱えて
『リョウキ着替えよう~?
気持ち悪かったね…
ちょっとこっち…座って』
椅子を出してオレを誘導すると
着替えを渡してくれた
アイルが手際よくシーツを換え始める
『あぁ…サンキュ…
~~アタマ…イテェ…』
『その熱だもん…
たくさん汗かいたらきっと
少し楽になるから…あぁっ、待って?』
『…?』
着替えようとするオレを止めるアイル
オレ…パンツ一枚なんだけど……
『…。ちょっと…ごめん』
少しうつむきながらアイルがオレに近づく
しぼったタオルを持って
オレの体を拭き始めた
……なんか…スゲーはずかしい…
『アイル…』
『ごめん…寒気するよねっ。すぐおわるから』
お湯でタオルをしぼって丁寧に拭いてくれる
体は熱で身震いするけど…すごく心地いい
『……』
まさかアイルに…
パンツ一丁で体拭いてもらう日がくるとはな…
初めてアイルにされるがままのオレ
『…おしまい。ハイ…これ』
オレにパジャマを羽織らせてくれると
すぐに後ろを向くアイル
『ありがと…。スッキリした』
『よかった…』
本当にスッキリした
振り向けばベッドは
シーツがキレイに換えられて
その上にバスタオルが敷かれていた
アイルが肩をかして
オレをベッドに寝かせてくれる
『お水…沢山飲んで
沢山汗かかせると良いから
汗かいて気持ち悪くなったら教えて?』
ベッドの脇に飲み物を置いて
オデコに冷えピタを貼ってくれる
『~…さてと、少し換気するね。~』
窓を開けて空気の入れ換えを済ませると
アイルが出ていく
『ちょっとうるさかったらゴメンね。おやすみ』
『アイル……ありがと…な。なんか…オレ
めちゃめちゃカッコワリィ…』
…あ、その前に着替えよう?
汗沢山かいてる
ちょっと待ってて』
『~アイルっ…マジで…うつるから、もう』
『リョウキ…?』
『…?』
一瞬シンとする…
『…黙って言うこと聞いて
・・・私怒っちゃうよ?』
『……ハイ』
不意に出てしまった
〃ハイ〃なんて
アイルに返事したの初めてだ
『~ふふっ。着替えもってくるね』
一瞬かすかに頬を膨らませたような顔から
すぐに微笑んでアイルはパタパタ走っていった
すぐに戻ってきて
洗面器やらバスタオル、シーツ…沢山抱えて
『リョウキ着替えよう~?
気持ち悪かったね…
ちょっとこっち…座って』
椅子を出してオレを誘導すると
着替えを渡してくれた
アイルが手際よくシーツを換え始める
『あぁ…サンキュ…
~~アタマ…イテェ…』
『その熱だもん…
たくさん汗かいたらきっと
少し楽になるから…あぁっ、待って?』
『…?』
着替えようとするオレを止めるアイル
オレ…パンツ一枚なんだけど……
『…。ちょっと…ごめん』
少しうつむきながらアイルがオレに近づく
しぼったタオルを持って
オレの体を拭き始めた
……なんか…スゲーはずかしい…
『アイル…』
『ごめん…寒気するよねっ。すぐおわるから』
お湯でタオルをしぼって丁寧に拭いてくれる
体は熱で身震いするけど…すごく心地いい
『……』
まさかアイルに…
パンツ一丁で体拭いてもらう日がくるとはな…
初めてアイルにされるがままのオレ
『…おしまい。ハイ…これ』
オレにパジャマを羽織らせてくれると
すぐに後ろを向くアイル
『ありがと…。スッキリした』
『よかった…』
本当にスッキリした
振り向けばベッドは
シーツがキレイに換えられて
その上にバスタオルが敷かれていた
アイルが肩をかして
オレをベッドに寝かせてくれる
『お水…沢山飲んで
沢山汗かかせると良いから
汗かいて気持ち悪くなったら教えて?』
ベッドの脇に飲み物を置いて
オデコに冷えピタを貼ってくれる
『~…さてと、少し換気するね。~』
窓を開けて空気の入れ換えを済ませると
アイルが出ていく
『ちょっとうるさかったらゴメンね。おやすみ』
『アイル……ありがと…な。なんか…オレ
めちゃめちゃカッコワリィ…』
