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Kissからはじめよう SO & AN

第64章 愛を叫べ!14 和也


14-2

「お店の人に迷惑だから、ちゃんと食べないとね」

そう言ったまーくんは
もう俺に話しかけることも無く、黙々と食事を進める

全く手を付けないのも、まるで拗ねてるみたいで
どうすることも出来ず、フォークを持って口に運ぶけど


俺は何を食べてるんだろう
味なんかさっぱりわかんない
砂を噛むよう、っていうけど、まさにそんな感じ


機械的に咀嚼して飲みこむ
それを何度も繰り返す


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