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12-3

「この間、智くんがお店を閉めて実家に帰っちゃった、って勘違いした時、
俺の人生から智くんが居なくなるなんて耐えられない、って実感したんだ。
そして出来る事なら　いつも一緒に居たいって　思った。
もしも、いきなり一緒に住むことがハードル高いなら、まずは智くんと同じマンションに引っ越すつもり。
ネットで見たら、今　空き部屋あるみたいだし。とにかくもっと近くに行きたいんだ。
思い立ったら1分で行けるような距離に居たい」
「・・・しょーくん・・・」

「返事は今じゃなくてもいいから。ゆっくり考えてみてくれる？」



しょーくんは　こういう事を簡単に口に出す人じゃない
きっと すごく真剣に考えてくれたんだろうなぁ