
Kissからはじめよう SO & AN
第33章 楽園6 雅紀
6-3
ベッドに座って、両手で和くんの頬を撫でる
ついでにちょっと、むに、って摘まんでみた
相変わらず柔らかいなー
「何すんだよ、」
口調は相変わらずだけど俺を見る目は優しい
「俺の好きにしていいのかなー、と思って」
「・・・好きにしていいけど・・・」
「ホントに?」
「あ、でも。痛いのヤダから、あんまりハードなSMとかは勘弁して、」
「SM・・・俺、そーゆー趣味に見える?」
「人は見かけによらない、って言うだろ?ド健全に見える奴ほど こそこそ大人のおもちゃ買ったりするんだよなー」
意味ありげにニヤッと笑う
やっぱりさっきの見られてた・・・よね
