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VOCAL：櫻井翔


案外すんなりと雅紀の部屋まで辿り着き寝室に寝かせることができた。

ま、ここでも一応置き手紙ね？


〔櫻井です。
酔っ払ったみたいなので勝手に寝室に運びました。
鍵は…どうしよ？
とりあえず外からしかかけれないから、俺が預かってるね？
起きたら連絡して？
迎えにいくから。
だから、鍵なくても焦らないでね？〕


…。
いっかこれで。

早く車に戻らなきゃね。
ニノを待たせちゃってるから。

もしかして起きたかな？

尚更早く戻らなきゃ。


静かに鍵をしめてエレベーターに乗る。

が、失敗。
先に乗ってた人がいた。


ﾋﾄ「…あの、もしかして嵐の櫻井さんですか？」


はい。
来ましたよー？
しかも女の子だから、しつこそう。


『はい。
すみません、今、急いでるのでそこまでお話できないんです。』


さあ。
諦めてくれるか？