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えっちの経験値

第35章 五十嵐直人の事情④

よくよく考えてみれば
逃げることなんてなかった。

未成年者の飲酒となれば
店側も罰せられるはず。

蓮先生と咲良は初対面ではなかった。

単なる先生と生徒の間柄ではないと
直感したが
蓮先生にも咲良にも聞けず終いで
ずっとその事だけが脳裏を掠め
気が付くと未菜が俺の手を取り
この【BARーJ】に
逃げ込んだというわけだ。

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