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えっちの経験値

第30章 一之瀬蓮の事情⑨

「先生はやめてください」
「え……」

千佳は腰の動きを止めた。

「『蓮』でいいです。俺も『千佳』と呼ばせて
もらいます」

説明が面倒だった。

「分かりました」
「それと敬語もやめましょう。他人に会う時は
恋人同士のテイでお願いします」

クリに触れると「ぁふッ……」と
吐息を漏らし千佳の腰は再び揺れ動いた。

「ぁふッ……ぁふぅんッ……蓮ッ……」

俺の名を呼ぶ千佳の表情は
今までに見せたことがない色気だった。

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