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えっちの経験値

第28章 浮かれてもいいですか?

「生中お待たせしました」

さりげなく立ち聞き。

「すみません……ってことは未菜って女は
嵐王子に利用されてるだけじゃん」
「片想いの嵐王子にね。マジウケるわ」
「麻美と千尋の方が全然マシってこと」
「ホントそれ。嵐王子もどうせ未菜の
おっぱい目当てでしょ」

やっぱり胸は大きいに越したことが
ないのかな。

「咲良ちゃん、露骨すぎでしょ」

カウンターに戻ると朝顔先生が
いつものように含み笑いをしていた。

「どっちがですか?立ち聞き?それとも
胸の話ですか?」
「どっちも」

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