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えっちの経験値

第11章 抱いてくれますか?

「……美穂」

笹野の部屋であろう玄関先に
綺麗な女性が佇んでいた。

「大輔……話があるの……」

美穂もずぶ濡れの状態。

「新しい男が出来た報告か?」
「そうじゃなくて……あの……」

笹野が私の肩を強く抱いた。

「じゃ、俺から報告させてもらう。
俺のカノジョの咲良だ。な?咲良」

俯くことしか出来なかった。

「さくら……」

美穂はなぜか私の名前を
声を奮わせながら呟いた。

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