
ビタミン剤
第38章 愛のある風景
Oside
えっらい気持ちのいい夢見てた
とにかく夢の中のかずがエロくって
酔っ払ってても
あんな痴態はみせねえぞってなくらい
娼婦みてえな淫乱で大胆なテクニック
疲れるからヤダもんっ
顎外れちゃうからヤーダ
今日は舐めたい気分じゃない
普段からけっこうな拒否権を出して来られたりする
天邪鬼なヤツだし
おいらも無理強いはしたりしねぇけど
いったいなんなんだぁ?
人が眠ってる間になに勝手に盛って股間に
喰らい付いてしゃぶってんだ
挙句
とろっとろに発情した顔してんじゃねぇかよ
確かに昨日、酔っ払ってたかずはたまんねえ
くらい可愛かった
つれて帰ってきてベッドへ寝かせると
絡みつくように抱きついて
とびきり濃厚なキスしてくるから
てっきりイケるもんだってガッチガチに
おっ勃ててローションを探して振り返ると
熟睡だぜ?
なんど呼んでみても
揺さぶってみても起きる気配がまったく
2度目のおあずけはかなりキツくて
ヤケ酒でめっちゃ深酒して眠り込んだんだ
