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ビタミン剤

第38章 愛のある風景


Nside

あれ?あれれ?
あいばかさんが…2人になってる??

ンフっ2人になったら
やっぱり天然さんもましましの増量とかに
なったりするのかな?


なんだかんだ面倒見いいこの人に甘えてんの

分かってんだけどさ
あんまし、友達ってのも多くないし
ましてやおじさんとの痴話喧嘩の愚痴なんて
この人くらいにしか言えないもん…ゴメンね


「あーばさぁん
なぁーんでおじさんなんだろぉ
あーばさぁんのこと好きになってればぁ
良かったのになぁ…」

「おめぇ、うっせぇぞ!!」

痛でェェェっ!!

後頭部に痛み感じながらテーブルの上に撃沈
最後に聞こえた突っ込みの声が誰かさんに
よく似たものだったとか手放していく意識の中で考えていた。








※※※※※※



目覚めると何時もと同じ見慣れた部屋の中。

心地よいぬくもりは褐色の肌の持ち主と
分け合ってる体温のあたたかさ。頭をのせてた
彼の左腕からそっとぬけだそうとすると
胸元へ引き寄せるように抱きしめ直される。


昨日迎えに来てくれてたんだ
相葉さんが連絡してくれたのかな

ねえ、
なんで俺が拗ねて怒ってんのか分かってる?

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