テキストサイズ

Perfect Romance

第20章 秘密?の社員旅行



俺に捕まらせたまま、片足ずつ引き抜いて

…かずは、生まれたままの姿で再び俺の腿に座った

これ見てるだけで、俺イケちゃいそう

こんな明るい部屋で、ほんのり体が染まって
恥ずかしさにプルプル震えてるかずなんて

まず、見られないよ?


「あいばさん…っ」

かずが、俺の首に腕を絡ませてキスをせがんできた

多分、顔を見られてる方が恥ずかしいと思ったのだろう

濡れた唇をペロッと舐めると、ぱちっとかずが目を開く
そのまんまるい瞳が可愛くて、思わず微笑んだ

「ね…俺を見てて?」
「え…」

かずの目を見詰めながら、唇から顎に舌を這わす
首筋を辿るときも、じっと見つめていたら

「やだ…っ」

かずが消え入りそうな声を出した

「なにが…嫌?」
目は逸らさずに、聞いてみる


「恥ずか…しいっ」

そう言って、ギュッと目を閉じてしまうから

「見て」

俺も少しだけ、強気に囁いた


「かずしか愛してないの、知って欲しい」
「え…?」


「俺には、かずしかいないって分かってほしい」


…みるみるうちに、かずの目が潤み出した

ストーリーメニュー

TOPTOPへ