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Perfect Romance

第16章 告白



そうだよ

全部忘れるくらい、俺に溺れてよ


笑ってるかずも

泣いてるかずも

怒ってるかずも

…どんなかずも、全てを愛してるから



「あ…っ」

再び、突き上げる

イッたばかりの体は、今まで以上に敏感で

「…っ」

痛いくらいに俺のを締め付けた


かずの「イイトコロ」を狙って腰を動かすと

無意識に、かずもその動きに合わせるように自分の腰を揺らす


お湯が激しく波打って、二人の顔に飛び散るけど

そんなのは気にならないくらいに夢中になって

お互いがただ快楽を貪った



「も…っダメ…」

「俺も…っ」

「「一緒に…」」


声が重なって、思わず動きが止まる

「ふふ…」
「ふふふ…」

額をくっつけて、ちょっとだけ笑ったら



後はただ、ひたすらにお互いを求め合った


愛してるって言葉じゃ足りないくらい、かずが大事

どうすれば伝えられる?

俺はかずの為なら、何だってできるよ?

かずが望む事は、全て叶えてあげたいんだ

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