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POISON TEACHER

第29章 刑事と毒舌教師

『やめなさい
これ以上引っ張らないで、

じゃないと
チワワがケガをするわよ。



………それに、あなた
この犬の面倒をほとんど
見てないでしょう?』




ドギッ……………、



ゆうひの指摘したことが
当たって麗奈は動揺した。




『ど、どど………、
どうしてわかったのですか?』



『あたしはこう見えて
動物保護施設の職員なの……

犬が言うことを聞くのは
自分よりも身分が上のもの……


つまり、
そのチワワはあなたのことを
見下しているのよ……!!!』




『あんたは一体何者なんだ?』


拓真はゆうひに質問をした。





『あたしの名前は斉藤ゆうひって
言うの、
20歳になったばっかりだけどね』

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