
POISON TEACHER
第12章 男を体で落とそうとするのは、頭腐った女の愚問だ
翌日、溝坂は七海と共に
学校に登校してきた。
七海は溝坂から離れ
教室に入っていった。
幸子、麗香は七海に軽蔑な目で
みた。
『どうしたのよ?
そんな目をして……………』
『あんた、溝坂の家まで、
行ったわけ?』
『えっ、?』
『訳を教えなさいよ!?』
『…………………………』
七海は二人にそのいきさつを
詳しく喋った。
『なるほどね…………、
そうだ!!
溝坂を誘惑してよ!!
あんたが上手く誘惑してくれたら
私達が証拠写真としてとり、
そして溝坂はついにクビってわけよ!!』
『おっ、麗香、えぐいこと考えるね
あったまいいーー!!』
幸子は乗り気だが、
七海はそういうのを嫌がった。
