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彼女と妹

第16章 綾子と先生(その5)



「しばらくこうしていましょう」


はい?


理事長は私の上半身を抱っこした状態のまま、優しく微笑んだ。


変でしょ?

それは変でしょ?

悪い気はしないけど、

やっぱり変でしょ?


結局私は窓の方へと視線を逸らした。

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