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彼女と妹

第16章 綾子と先生(その5)


お姫様抱っこされてるぅー!


「少し休んでからにしなさい」


理事長はそう言いながら、私を抱っこしたまま幅の広いソファの方へと移動し、そのまま深々と腰掛けた。


「え? あ、あの私、大丈夫ですから…」


理事長は、私のお尻を自分の膝の横に落とし、上半身はそのまま抱っこしたままだ。


私はまるで大きな赤ん坊のように抱っこされているような状態になった。


近い!

近すぎる!

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