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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)

でも、一馬さんはいい香りを落とすだけで、決して唇を落としてくれようとはしない。


眼を閉じたら、なんだかまるで一馬さんにして貰ってる気分になって…


「ん…ん…ぁん…あぁっ…」


いつのまにか私の手と指が独り立ちして動き始めてる。


一馬さんの手からは力が抜けて、そっと添えられてるだけの状態。


そして一生懸命自分を慰める私の手を、今度は下着の外から優しく撫でてくれる。


まるで、そうだよ、それでいいんだよって褒めてくれるみたいに。

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