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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)



すぐ眼の上にはさっきと同じ位置で一馬さんが私を見下ろしている。


一馬さんから降り注ぐ香りが心地いい。


もっと、


もっと近くで…


「んん、はぁぁっ…ああ、かず…」


塞いで?


私の唇


塞いでほしい…


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