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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)


え? 

「そんな、私、大丈夫ですから」


「遠慮しないでいいですよ。行きましょうか」


「あ、あの…」


先生と一馬さんに引っ張られるようにして保健室を出た。


「じゃあ、あとよろしくな」


先生はそう言うと、私と一馬さんを残して消えてしまった。


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