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彼女と妹

第9章 妹(その4)

「ん、んぁ…あ…」


時々眉間にシワを寄せながら、俺を一生懸命感じようとしている。


「痛く…ないか?」


七海は無言のまま少しだけ顔を左右に振った。


少し経つと、七海の緊張が少し和らいできたのか、動き易くなってきた。


次第に、腰の動きを早めていく。


七海の顔に何度も何度も苦痛と悦びの色が交差する。

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