
催眠術 SO & AN
第33章 催眠術なんて信じてないけど10 潤
唐突に切れた通話に、
いやにあっさり諦めたな、なんて驚いてると
ピンポーン♪
玄関のインターホンが音を立てた
こんな夜遅くに誰だよ?と訝りながらモニターを見ると
そこにいるのは当然のように今話してたニノと相葉くんで
「お待たせしましたー」とご機嫌な二重唱がドアの向こうから直に聞こえる
「待ってねーし!てか呼んでねーし!」
「まぁまぁ、そう言わず。今なら出血大サービス、無料でかけてあげちゃうよ?」
「要らねーってさっき言ったよな、帰れよ」
「まぁまぁ、そう言わず。今なら・・」
ぶつっ!☆
