
催眠術 SO & AN
第13章 催眠術は必要ないから4 雅紀
「むふふふ・・智くんの好き好きビーム、ちゃぁんと受け取ってるよ、俺♪」
「智くんてば、相葉君のことカッコいいし、優しいし。だって・・・え?まさか俺より、とか言わないよね?」
「ちょ、グズでヘタレ、って俺のこと?」
「シーッ、翔ちゃん、声が大きい」
松潤の行きつけの店に便宜を図ってもらって
パーテーション一枚隔てた向こう側で
リーダーとニノが話してるのを 聞き耳立ててる、っていうのに
ほろ酔いになってる翔ちゃんは どうでもいいことにいちいち反応する
「翔さん、おまけにむっつりスケベとか言われてるよ?ww」
あぁもう、松潤まで面白がって・・・
とにかく黙って聞いててよ、と俺は静かにしてくれるように
口にチャックのゼスチャーをした
