
となりのアイツ AN
第106章 卒業、そして となりのアイツ3 かずくん
すぅ・・と息を吸って
小さな小さな声で 言ってみる
「まーくん・・・まーくんは もう俺の事・・・
好きじゃなくなっちゃったの?
俺とスルのも・・・メンドクサくて、ソノ気なくなっちゃったの?
だから 住所も教えてくれないままに一人で千葉に行っちゃうの?
この先も もう俺の事 必要じゃないの?
もう俺は まーくんのとなりに居られないの?
・・・俺は・・・
・・・俺は・・・まーくんのこと
変わらず 好きなのに・・・
これからだって ずっとずっと・・・」
「かずくんっっっ!!」
「うわぁぁぁっっっ!」
