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最後に　お土産のワインまで貰って
みんなと別れて帰る道

地下鉄の駅を降りると夕方の空気が冷たくて
外してたストールをぐるぐる巻いて
かずくんと二人歩き出す


「でもビックリしたよね～、まさか松潤とムロさんが・・・」
「うん、しかもタワーマンションじゃなくて築５０年の一軒家だなんて」


あ、やっぱりかずくんもそう思ってるよね

でも、いかにも、な　
都会の無機質なマンションで夜景を見下ろす松潤より
ちょっと立て付けの悪い雨戸に悪戦苦闘したり
庭の隅に咲く小さな花に微笑む松潤の方が
意外に満たされるのかも、って思えちゃうから不思議だな