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LIFE

第1章 サヨナラのあとで

o side

確かにぼーっとしてた。

自販機のもっと先。

奥まったところで相葉ちゃんを見つけた。

「相葉ちゃ…。」

……

涙をポロポロとこぼしてた。

……

俺も泣きたくなった。

声も上げずに…

ただその目から次々に溢れては落ちる。

俺が来たのに気づいても視線は動かさず。

しばらく隣で俺も外の景色を眺めて。

聞いた。

「ね。相葉ちゃん。」

「…んー?」

「それって…いつかはとまる?」

少し俺を見てくれた。

少し笑ってくれた。

「どーかなー。」

ふふふと笑って上を向いた。

「なーんてね。

うん。とまると思う。」

ほんとかな?ってくらいポロポロと
こぼれて落ちる。

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