
LIFE
第1章 サヨナラのあとで
「ごめん、ごめん。」
相葉くんはみんなに謝りながらリーダーと帰ってきた。
よかった…
密かにホッと胸をなでおろす。
「心配した?ちょっとぼーっとしてた。」
そう言って荷物を置いてある最初に座ってたであろう場所に座った。
「ほんと。自販機の近くでぼーっと外眺めてたよ。」
リーダーは買ってきたコーヒーを開けるとゴクゴクと飲んだ。
「お疲れなのかなーっ?」
翔ちゃんがふざけながら相葉くんの肩を揉んで、くすぐったいと暴れる相葉くんと、きゃっきゃ騒いでる。
うるさいぞー、って潤くんが言って、
リーダーは黙って微笑んでる。
普通といえば普通の楽屋の風景。
でも。
前なら時々こんなガヤガヤした中で目が合った。
視線が絡んだんだ。
それに隣に座ったりしてもわざと肩や腿が触れてるのが当たり前だった。
近くにいた。
今は。
近くには寄ってきてはくれないし、
目は合うことはなかった。
相葉くんはみんなに謝りながらリーダーと帰ってきた。
よかった…
密かにホッと胸をなでおろす。
「心配した?ちょっとぼーっとしてた。」
そう言って荷物を置いてある最初に座ってたであろう場所に座った。
「ほんと。自販機の近くでぼーっと外眺めてたよ。」
リーダーは買ってきたコーヒーを開けるとゴクゴクと飲んだ。
「お疲れなのかなーっ?」
翔ちゃんがふざけながら相葉くんの肩を揉んで、くすぐったいと暴れる相葉くんと、きゃっきゃ騒いでる。
うるさいぞー、って潤くんが言って、
リーダーは黙って微笑んでる。
普通といえば普通の楽屋の風景。
でも。
前なら時々こんなガヤガヤした中で目が合った。
視線が絡んだんだ。
それに隣に座ったりしてもわざと肩や腿が触れてるのが当たり前だった。
近くにいた。
今は。
近くには寄ってきてはくれないし、
目は合うことはなかった。
