無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『じゃぁ…もっといっぱい したい』

今度は困った顔で目をそらしてしまう…




彼の肩に手を置いて 頬にキス

膝で立って近付いて おでこにキス




ねぇ先生？
私…こんなに先生のこと好きだよ？


少し彼より高い位置から胸に抱きしめる


ドキドキしてるの…聞こえるかな
愛しいって気持ち伝わってる？



少し腕の力を抜いて
彼の頬に手をあてる...

『大好き...』



俯いていた彼の視線が
少しずつ私の視線に近づいてくる


彼の唇に私から重ねる


触れるだけじゃないキスってどうするの？
大人のキスって...


見よう見まねで触れてみる

上唇や下唇を軽くはむってしたり
重ねてゆっくりずらして吸ってみたり

彼の薄くて温かい唇が気持ちいい
でも何か違う気がする...


「美優...」

一瞬離れた唇からこぼれた声

近すぎる場所で視線がぶつかった


...‼

私の口の中に熱い何かが入ってきた
それは私の舌に絡まって...
口の中を犯していく



『...はぁっ..は...』

「鼻で息して」


いつのまにか彼は私を抱きしめていた
腰と頭に腕をまわして
ぴったりと体がくっついてる...

言われた通り鼻で少しずつ息をして
身を任せるように彼に応える

熱い息がぶつかってクラクラする...



私は今までのキスがどれほど
子供じみていたのか初めて知った